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国際会計検定パーフェクト攻略問題集―Subject〈1〉価格: 2,520円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 他の会社が出版している問題集も本屋で見てみましたが、小難しく書いてあって、ちょっとやってみようかな?くらいの私には敬遠したくなるものでした。でもこれは解説もやさしいし、ここぞってポイントはわかりやすく表示してくれてるし、キャラクターも時々出てきて息抜きができるし、無理なく最後までやり終えることができました。英文会計の教科書が無くても簿記3級程度がわかる人ならこの問題集だけで理解できますよ。 |
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安田講堂 1968‐1969 (中公新書)価格: 1,029円 レビュー評価:3.5 レビュー数:10 1968年。米国ではベトナム反戦が盛り上がり、チェコではプラハ市民がソ連戦車に相対し、フランスでは学生運動によってドゴール政権が倒れるなど、世界中で若者の「反乱」が展開されたこの時代、一体若者達は何に不満を持ち、何を考えて行動していたのだろうか。そんなことを知りたくて本書を手にとった。
本書は、安田講堂の籠城戦の指揮をとった著者による、68?69年の全共闘運動についての証言である。人によっては「偏り」を感じることもあるだろうがそれは当事者の証言なので当然のこと。80年代以降に生まれ、学生運動などとは無縁な時代に育った者としては、時代の雰囲気がリアルにひしひしと伝わっ |
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丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)価格: 903円 レビュー評価:4.0 レビュー数:17 最初に断わっておくと、この本はタイトルに丸山眞男とあるが彼だけについて論じた本ではな
い。もちろん彼について論じる箇所も多いが、それ以上に彼の立場を通して戦中、戦後の日本
の論壇や知識人のあり様、彼が糾弾されることとなる東大全共闘、さらにはブルデューを援用
してのジャーナリズム、経済、権力とアカデミズムの関係性の変容にまで話がおよでいるのだ。
丸山について書いた本といえばそう言えるのだが、ではそれだけなのかといわれると、うなず
きがたい。それが本書の不思議なところだ。というのもこの本、特に前半部分では戦前の助手
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