ゼロからはじめる英文会計入門―イラスト&図解価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 トムさんが起業して、日々のビジネスを営んでいく上で、「まりも」という天才アカウンティング犬が簿記の知識などをトムさんに伝授していき、無事決算を迎える、というストーリーで本書は進んでいきます。(なぜ、先生が犬なのかはこだわらないでください。)
とてもわかりやすく編集されており、初心者の方でもすんなりと頭に内容が入ってくるものだと思います。
もし、あなたが日商簿記3級以上の資格をお持ちでしたら、なおのことあっさりと理解できる仕組みになっていると思います。
入門書としては良い本です。 |
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世界の大学危機―新しい大学像を求めて (中公新書)価格: 819円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 知っての通り、日本の大学制度は外国の大学制度を輸入し寄せ集めた制度となっている。(というよりも、思想、法律、政治…全部か?)そのため、今日本の大学制度を語るとしても、その制度ができた歴史・経緯を知らないことには的外れの議論になる。
本書は高度な大学職員を養成するコース(桜美林大学大学院・大学アドミニストレーション専攻)の入門書ともなっている。大学教育に明るくない人が、各国の大学事情をおおざっぱにつかむには良い一冊である。 |
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教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)価格: 819円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:19 本書のタイトルを目にして戸惑いを覚える向きも、決して少なくはないだろう。教養主義などと呼ばれる姿勢は、まさに「没落」して久しい。なにを今さら、と感じても当然だし、そもそも教養主義なることばを知らない読者もあまたいるはずだ。少々古めかしい本と思われても止むを得ないかもしれない。ところが、こうした印象とは裏腹に、本書はきわめてユニークで刺激的な文化論となっているのである。 教養主義とは、読書を通じて得た知識で、人格を磨いたり社会を改善していこうとする人生観のこと。大正期の旧制高校ではぐくまれた思潮で、戦後も1970年前後までは大学生の規範文化だった。本書はさまざまな文献や統計を素 |
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